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井戸枯れと沢水汲み。生活圏を広げて「水」を手に入れる。

「じゃぶじゃぶ使える」と以前書いた井戸水ですが、この冬、困った事態になりました。おそらく井戸が枯れてしまい、水が出なくなったのです。

ポンプを動かせば水が出る。そんな当たり前のインフラが壊れたあとに始まったのは、自分の手で水を運び込む、より直接的な「水汲み生活」でした。


1. 水が地中に帰っていった日

その日は冬の冷え込みが厳しく、外でジビエの解体作業をしていました。

バケツに水を溜めようとしたその時、井戸の水がふっと途切れ、そのまま地中へと吸い込まれていきました。ポンプをいくら動かしても、呼び水を注いでも、手応えはスカスカと空を切り、水が戻ってくることはありませんでした。

冬の乾燥で水位が下がったのか、どこか故障したのか。とにかく、私の生活のメインシステムだった井戸は、その日を境に沈黙しました。

2. 「資源」はすぐ外側にあった

自分の土地で水が出なくなった瞬間、生活のコストは一気に跳ね上がりました。しかし、原付で少し走れば、そこには綺麗な沢の水が驚くほど「じゃぶじゃぶ」と流れていたのです。

3. 水の使い分けを整理する

生活用の水を沢から汲んでくるのと同時に、飲み水の補給ルートも見直しました。以前から利用していたスーパーの純水ですが、より容量の大きい5リットルの専用ボトルを導入しました。


結論、春を待つ「図太さ」

今は、水位が戻るであろう春をじっと待つつもりです。もし復活が遅ければ、もっと深い場所を目指して新しい井戸を掘るかもしれません。

不便な状況に対して「これが今の自分の生活だ」と受け入れる図太さは、精神を安定させます。ポンプを漕いでも水が出ないことを嘆くより、生活の範囲を広げ、原付に積んだタンクの重みを感じながら走る。そんな「不便さを含めた暮らし」も、また一つの山林生活の現実です。


Layer1: 土台-外的条件
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